このページでは、HIGHFIVEが、スケートショップとして取り組んでいることを紹介しています。目標は、スケーターに、「買うならこのお店」「このお店で買い物してよかった」と思ってもらうことです。取り組みは、日々更新したり、追加したりしていきます。「このお店で買物しても大丈夫だろうか」と感じたら、このページをチェックしてみてください。

スケートボードは、とても難しいです。どれだけ練習しても上手くならないと絶望することもあります。運動神経バツグンの人がやってもできないことがあります。

だから、うまくできない原因をデッキ、パーツ、シューズのせいにしたくなるときがあります。

僕も、「このアイテムを使えば、もしかしたらできるようになるかもしれない。」と思ったことが何度もあります。実際に、何度もアイテムを交換しました。そして、その希望は、すべて裏切られました。

デッキ、パーツ、シューズを変えても、スケボーは上手くなりません。できないトリックができるようにもなりません。

だけど、お店としては、こういったスケーターの弱い気持ちを刺激する説明文を書くと、アイテムが売れるような気がして、煽ってしまいがちです。

HIGHFIVEも、これまでにそういう説明文を書いてきました。でも、もう書きません。

代わりに、スケートボードのカッコ良さや楽しさを伝えることに集中します。

ハウツーやスクールで稼ぐよりも、一緒にスケボーを楽しむお店でありたい。

スケボーをやりたいと思った衝動ができる限り長続きできるようにしたい。

と思っています。改善中ですので、もしかしたら、まだ煽っている説明文があるかもしれません。そんなときは、そのアイテムは買わないでください。次に見た時には、「このデッキカッコいい！」「このブランドのライダーになりたい！」と思ってもらえるようなページにしていきます。

HIGHFIVEでは、無地のデッキを取り扱いません。理由は、プロスケーターへの恩返しと、スケートボードがいつまでもカッコ良くあって欲しいからです。

スケートボードカルチャーというのは、ある人たちが先頭で滑っていてくれるから、今日まで続いてきました。ある人たちというのは、プロスケーターです。

路上に出て、ケガや取り締まりのリスクを負いながら、生活をかなぐり捨てて、新しいトリックをスタイルを追い求めるプロスケーターのおかげで、僕たちは、スケートボードに憧れ、夢を見ることができます。スケートボードのカッコ良さは、プロスケーターたちが作り、守ってくれています。

プロスケーターたちは、スポンサーからの給料で生きています。給料の一つに、シグネチャーデッキの売上というものがあります。シグネチャーデッキというのは、プロスケーターの名前がプリントされたデッキのことです。シグネチャーデッキが売れることで、そのプロスケーターにお金が回る仕組みです。

もしも、世界中のスケーターが、安さやコスパだけを理由に無地デッキを買ってしまったら、プロスケーターという職業は成り立ちません。そうなると、僕たちが憧れる存在や目標のトリックが生まれなくなるし、スケートボードカルチャーのカッコ良さも失われてしまいます。

HIGHFIVEは、プロスケーターが見せてくれるトリックやスタイルだけをかすめ盗るようなことはしたくないのです。できれば、彼らに恩返しがしたい。そして、シグネチャーデッキを買うことで、スケートボードカルチャーに還元し、参加することができます。

もしも、あなたがスケートボードのカッコ良さに憧れてスケートボードを始めたのなら、ぜひプロスケーターの名前がプリントされたシグネチャーデッキを買いましょう。無地デッキよりも価格は高いかもしれないけど、その行動は、数千円節約するよりも、きっと意味があるものになります。

HIGHFIVEで取り扱っているスケートボードブランドは、どれも、世界のトップブランド。スケートボードカルチャーを作り、育ててくれているブランドばかりです。もしもあなたが、スケートボードカルチャーの一員でいたいと考えているなら、安心してお買い物をしてください。